発達障害の人は大学卒業は厳しい?留年をしないためには?

留年しないためには
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3月中旬から某就労移行支援施設に通所しているエスト(@ESTO_geography)です。

僕の最終学歴は大卒ですが、大学生活はめちゃくちゃで散々だったと思います。

発達障害の特性上、大学生に向いてないとすら思えてきます。いやぁ、酷かったわ〜。

やはり発達障害の人の大部分は大学からうまくやっていくのが難しくなるようですね。

これから大学生活に入る発達障害の人は必見!?

大学に入ると発達障害の生きづらさが顕在化!?

発達障害は勉強が得意なケースも多く、特にASDの人は過集中を発揮して名門大学や難関資格に合格する人も珍しくはありません。

高校までは勉強さえできれば苦手な部分は看過され問題はないのですが、大学に入ってから躓くという人がほとんどであるような気がします。

  • 履修登録をうっかり忘れる
  • 授業に出席できない
  • 必修でも学習意欲を持てない講義は勉強できない
  • サークルや部活での人間関係のトラブル
  • アルバイトでの失敗経験

大学は高校までと違い、自分で考え行動していかないと学業も対人関係もうまくいきません。良くも悪くも自由な環境です。

今は改善できたと自負していますが、僕は根っからの勉強嫌いであり、1年次に履修登録した48単位のうち半分の24単位しか取得できませんでした

講義はほとんど聞かずテストもばっくれたりしていましたね。怠惰な学生生活だったな・・・。

2年次からは真面目に勉強するようになり、留年することなく卒業できました。

ただやはり大学生活自体が発達障害の特性がある人には「向いてない」ように感じるのです。

勉強できても生活が堕落し卒業できなくなるケースもあれば、コミュニケーション能力に難があって就職できないケースもあります。僕は後者でした。

学歴はあるほうがいいに越したことはないですが、発達障害の場合せっかくの高学歴が無駄に終わるパターンが多いように思います。

関連記事: 発達障害は高学歴でも無駄になってしまうのかな?

発達障害で留年や中退はやはり多いかも?

「大学は卒業したの?」と質問されたということは、就労支援施設の職員さんは発達障害は大学中退が多いとたくさんの人を担当してきた経験則があったのだと考えられます。

Twitterでは数人からリプを頂きましたが、大学に通えなくなって中退というケースが多いようですね。

二次障害で中退のケースも?

発達障害は二次障害でメンタルを壊す人が多く、およそ4割の当事者はうつ病などの精神疾患を持っているそうです。

「大学に通えなくなる」のも二次障害である可能性が高いと考えられます。

僕も大学生の頃は次第に情緒不安定になっていった実感はあり、この頃からうつ病の症状が現れていましたね。

集中力がなくなる、疲れやすいなどのうつ病の症状が現れたら精神科に通院することを強くお勧めします。

治療に専念するため休学という形で大学に籍を置くこともできますので。。

大学や学部によってピンキリ?

僕が卒業した学部はすべての大学の中でも最も単位が取りやすいと評されていました。(今は事情が変わってるかもしれませんが・・・)

学内広報誌にはパラダイス学部と比喩されていて「容易に単位を取れる講義が多く、単位を落としてもなんとか卒業できている」と書かれていましたね。

講義に全く出席しなくても使い回されているレポート用紙を提出するだけで単位を貰えたり(有名ですが、人脈を築けない発達障害にはこれも難しいかも?)、TOEICやフランス語検定で語学の単位は免除されたりと確かに卒業は難しくなかったです。

大学に進学したのは賢い選択とはいえませんが、この学部に入ったのは不幸中の幸いだと思います。

また僕は高校時代は理系クラスでしたが、数学と物理、化学が苦手であり、その一方で社会科科目の地理が得意だったので文転しました。

文系の人は数学から逃げた人というイメージを持たれてますが、まさに僕はその典型といえるでしょう。

理系の学部は単位取得が厳しく、また研究するとなると教授や他のメンバーとのコミュニケーションも必要となり発達障害の人には卒業は厳しいと思います。

また理系の学問は正直関心を持てなかったため、惰性で本来の志望であった工学部に進学しても挫折するのが目に見えています。

発達障害でも大学や学部によって卒業難易度はピンキリといえるでしょう。あ、発達障害じゃなくても・・ですね。笑

もちろん自分の学びたい専攻で学部を選ぶのが好ましいですが、卒業難易度を調べておくのもいいでしょう。

東京理科大は5年生大学と揶揄されていますしね。

発達障害の学生のため大学も配慮に動いている

10人に1人ともいわれる発達障害ですが、ここまで人数が多く社会問題になると大学側も発達障害の学生への配慮をするように動いています。

日本最難関として言わずと知れた東京大学も発達障害の学生が多く、信憑性はありませんが東大生の4人に1人は発達障害だと見積もられているそうです。

そのため東大では入学次にwais-IIIを無料で受けることができ、発達障害であるかどうか検査できます。

発達障害の診断があればそうでない学生とは違った形で配慮され、就職でも適性にあった仕事に就けるよう支援を受けることができます。

関連記事: IQが高くても発達障害に!?生きづらさの原因は言語性IQと動作性IQの差。

大学内の障害者支援センターを利用する

大学内に障害者支援センターがあれば是非活用するべきでしょう。

青山学院大学や早稲田大学、筑波大学は特に支援が充実していると言われますが、今の時代はほとんどの大学で支援を受けることができるはずです。

就労移行支援施設を利用する

LITALICOやKaienのような就労困難者のための就労移行支援施設を利用するのも望ましいでしょう。

訓練プログラムを受け、特性に合った障害者向けの求人に応募できるというのがポイント。

発達障害を積極的に採用する企業でも就労移行支援施設で訓練を受けたことは学歴や資格以上に採用のポイントになるという噂も。

ただ就労移行支援施設は在学中は利用ができず(内定がないまま卒業が確定していれば通所も可とのこと)、複数の施設を利用することは制度上できないため、通所する施設は慎重に選ぶべきでしょう。

留年しても中退してもいいじゃない?人生に答えはない。

最後に、大学を卒業することが人生の全てではないと思うのです。

進学したら中退するより卒業する方が社会からの評価は高いのは間違いないです。ただ、大学という環境が合わなければ辞めるのも全然ありではないでしょうか?

僕は大学を卒業してますが、中退していたとしても現状は変わってなかったはず。

学歴を評価されて就職が決まっても発達障害がマイナスに出て実質クビになった経験があるのです。

発達障害をカミングアウトしたら会社をクビになった話

学歴は高い方が優秀な人が多いのは企業の採用担当だけでなく世間の共通認識でしょうが、発達障害の場合は例外だという声も聞きます。

学歴はあった方がいいのは間違いありません。それでも大学を卒業することが絶対に正しいということにはならず、あるがままの心で自分らしく人生を謳歌しましょう。

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