【発達障害当事者インタビュー】文学賞受賞を目指すパラレルクリエーター

パラレルクリエーター

今回はナナシロさん(@nanashiro1988)を紹介します。

ナナシロさんの肩書きはパラレルクリエーター!!

デザイン、Web開発、ライティング、イラスト制作、映像制作、さらには怪談師としてイベントに参加したり企画をゼロから立ち上げブランディングするなど幅広いジャンルで活躍されてます。

非常に多才なナナシロさんですが、彼も発達障害の当事者なのです。

社会人になって自分が周囲とズレてることに気づいた

天性の愛され気質だと語るナナシロさんは学生時代は特に困ることはなかったそうです。

ナナシロさん
 学生時代苦労したことは、友人関係や恋愛関係が続かなかったことくらいですかね。

周囲が彼に対して甘かったため問題を感じない学生生活を送っていたナナシロさんですが、社会人になると困難に直面することになります。

ナナシロさん
社会人になったとたん、あらゆる部分で他の従業員とのズレを感じるようになったのです。

新卒で入社した会社を半年でクビになり、その後転職した会社でも不適合を感じたので「何かがおかしい」と思って上司に相談し、精神科医の診察を受けることとなりました。

最初は双極性障害を疑われたそうです。

ですが、小さい頃から宿題を自力で提出できたことが一度もないことや、すぐ後ろを向いて喋ってしまうこと、同じ動きを繰り返したり家でも立ったまま雑談したりするなど落ち着きがないのに、一度座ると倒れるまで作業してしまうこと、素早い判断が非常に苦手なことなど自分の過去を話していくうちに、発達障害のADHDの傾向が強いと言われました。

身の回りの管理が苦手で苦労した

発達障害はその特性で社会生活に困難を感じている人が多いです。

ナナシロさんはスケジュール管理がほとんどできないことに苦労しました。

ナナシロさん
時間がしっかりと決まってる予定はそれを把握するだけでも異常に疲れます。1日に1,2つでないととてもついていけません。

お金の管理も苦労していて銀行の引き落としも間に合わないことが多く、そのため常に支払いを滞納しているそうです。

また素早い判断が必要なことも苦手であり、ドッと疲れてしまい他のことができなくなるとのことです。

ナナシロさん
音声のみの通話は恋人や親しい友人ともほとんどしないようにしています。

好きなことは極端にやりこみすぎて倒れてしまうこともあるそうです。そのときは気分が高揚していて気づかないのですが、結果として体調を崩してしまうのも苦労していることの一つです。

ナナシロさん
一度集中すると止めどきがわからなくなり睡眠時間も削られていきます。それが限界に達すると鬱状態になり、ベッドから出られなくなったり、夢と現実の境目がわからなくなり記憶が曖昧になったり、幻覚が見えたり人と話せなくなってしまいます。

集中すると疲れてることを忘れて没頭するのは前の記事で書いた石田さん(仮名)にもありましたが、ナナシロさんも過集中で悩んでいます。

参考記事: 【発達障害当事者インタビュー】人並み以下だと思ってたけど、できることを仕事にしていきたい

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「気付き」をもたらすことが好き

ゼロから何かを生み出したり、潜在的なものを形にするといった世界に対して「気付き」をもたらすこと全般が好きだとおっしゃるナナシロさん。

その手段としてクリエイティブ制作、つまり「物作り」が好きという言い方をすることも多いですが制作作業そのものは好きではないそうです。

ナナシロさん
唯一作業そのものにやりがいを感じてるのはプログラミングです。

また自分が納得いくまで考察し、そのプロセスで得た気付きを自身の表現活動に活かすのも好きとのことです。

そして抽象的な事柄を相手の理解力に合わせてわかりやすく伝えることも得意で、人にものを教えることも高く評価されてるそうです。

ナナシロさん
これは得意というのはちょっとおかしいですが(笑)、女性を口説くことも自信があります。これは独自の言語感覚と心をつかむアティチュードがあるからだと思います。

さらに生き方全般において正攻法以外の独自の道を切り開く能力にも長けていて、苦手なことに直面しても必ず道を切り開けるそうです。

ナナシロさん
発達障害で困った経験よりも、その特性をうまく活かしたり独自の対応策を講じたりしてうまく適応できた経験の方が多いです。

自らの特性を分析して、生きる道を探り出しているナナシロさん。

社会に適応できず苦しんでる人が多い発達障害当事者として、彼は希望の光となるでしょう。

現代詩での文学賞受賞を目指している

多才な活動をされているナナシロさんに今後の目標を尋ねてみました。

ナナシロさん
仕事に関しては今よりさらにクリエイティブ技術の幅を広げたいのと、一つ一つの技術を深めたいという思いがあります。

さらに独自の企画をもっと多く立てて、多くの人を巻き込んでメディアやSNSの露出を増やすという目標もあるそうです。

ナナシロさん
自己表現という点では、現代詩での文学賞受賞を目指しています。

ナナシロさんはnoteでも前衛的な詩やショートショートの小説を書かれています。

才能あふれる方ですので、今後の活動を影ながら見守っています。

ナナシロさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!!

ナナシロさんのことをもっと知りたい方は以下にアクセス

ブログ→ナナシログ

Twitter→@nanashiro1988

note→nanashiro1988

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