イケメンブロガーのエスト(@ESTO_geography)です!!
各種SNSで自分の容姿のことをよくネタにして話しますが、それだけ僕は自分のルックスを気にしているというのがわかります。
一時期は身体醜形障害(醜形恐怖)の症状が深刻になり、毎日自分の顔が嫌で嫌で仕方がありませんでした。
正直、今もコンプレックスを引きずってる部分があります・・・。
ですが身体醜形障害とはどのような症状なのか、そして僕自信が克服した経験をこの記事にまとめようと思います。
目次
身体醜形障害とは?
身体醜形障害は醜形恐怖ともいわれ、自己肯定感の低さのあまり自分のルックスの美醜を異常に気にする症状です。
0.5から0.7%の人がこの症状に陥るとされており、うつ病を併発する割合もかなり高いと考えられています。
顔だけではなく身長や体型を気にしすぎるあまり、重度になると引きこもりになり社会から孤立する人もいるそうですね。
顔にコンプレックスがある場合は整形をする人もいますが、整形したとしても思い通りの顔にはなれず逆に顔を崩す結果になるそうです。
拒食症の人はガリガリに痩せながらそれでも自分は太っていると思い込んでるとはいいますし、これも一種の醜形恐怖と言えるでしょう。
「変な顔」といわれていじめられた過去
物心ついた頃から「お前は変な顔だ」といわれていじめられてました。
自分でも醜い顔だという自覚はありました。
他の学校の生徒も集まる演劇の行事に行ったときにも、知らない他校の生徒から指をさされて大笑いされたこともあります。
一時期、SNSでも容姿のコンプレックスを嘆く投稿は多かったです・・・。
人って不平等ですよね。
誰だって自分のルックスを選べるわけじゃないのに、ルックスでいい思いをできる人がいれば逆に酷い仕打ちを受けて自己肯定感が下がる人もいる。
大金をつぎ込んで整形する人もいます。それだけ容姿のコンプレックスは重たいものなのでしょう。

昔の僕を象徴する写真がこれです。たこ焼きみたいでしょ?笑
僕のことを醜いという人間の共通点
思い返してみると、僕のことを不細工だと叩いていた人間の共通点が浮かび上がってきます。
それは・・・
男性で、なおかつ自身が不細工な奴
です。
自分で言うのもなんですが女の子には割とモテてたんですよ。顔以外の魅力があったからなんでしょうけど笑。
僕のことを不細工だと非難するのは決まって冴えない顔の男でした。
15歳くらいからだんだん顔立ちが整ってきた(と自分では思う)のですが、とはいってもモデルやアイドルになれるようなイケメンではありません。
イケメンな同級生からは「かっこいいよ」とはいわれる一方で、冴えない顔の男からは未だに散々顔でバカにされていました。
イケメンは心にゆとりがあるから他人を褒めることができるのに、不細工な男は「俺も不細工だけどこいつよりは俺の方がかっこいいだろう」という驕りからマウントを取ろうとするのでしょうかね。
ブサメンたちが夕暮れ、さらにブサメンを叩く・・・。
ルサンチマンはかっこ悪いですね。
顔がいいイケメンは素直に人を褒めることができるんだけど、不細工な男はなにかと妬んだり否定したりするんだよな。
星野源とか綾野剛のような人をやたらイケメンじゃないと叩く。
顔じゃなくて、不細工な男のそういう性根が僕嫌い。— えすと🗺 (@ESTO_geography) July 24, 2018
自分が醜いということを受け入れられない・・・

複雑な過去はありましたが、深刻に容姿にコンプレックスは抱いていませんでした。高校3年生までは・・・。
大学受験期になり典型的な醜形恐怖の症状が出てきました。
ある日ふと、こんなことを考え出してから苦しくなったのです。
僕はイケメンでありたいけど、周りの人は不細工だと思ってるんだろう・・・
という気持ちです。
不細工であるというアイデンティティを一貫して持っていればこんな気持ちにはならなかったでしょう。お笑い芸人みたいに不細工な顔で笑いをとれるキャラクターと開き直れたかもしれません。
ですがイケメンといわれた過去と不細工といわれた過去を振り返り、「イケメンであると思いたいけど他人は不細工だと思ってるんじゃないか」という恐怖感を感じ始めたのです。
大学受験期から20代前半までは醜形恐怖との戦いだったと思います。
毎日異常なほど鏡を見て「僕って少なくとも不細工じゃないよな」とばかり考えていました。
でも、周りの人が不細工だと思ったら僕は不細工な人間なのでしょう。
容姿の価値観は人それぞれなので、自分では普通だと思っていても世間一般では不細工の部類に入るんじゃないかという不安が常に過って鬱になりかけました。
笑い声や「キモい」という言葉を聞くと自分のことを言われてる気がしてならなかったです。
たとえ醜くても認めてくれる人を信じよう
大学に入り彼女ができました。
その子は僕の顔が好みだったらしく、彼女からすり寄ってきた形です。僕が甲斐性がないあまりすぐ別れましたが笑。
ですが僕としては一つ自信がつきました。
僕のことを不細工と思う人はその人の中の問題だからどうしようもできないけど、自分のことを認めてくれる人がいればそれでいいということです。
女性は容姿が悪いと厳しいところもありますが、男性は不細工でも努力すればいくらでも挽回できます。
ルックスのイケメンになる努力も大切だけど、それ以上に心のイケメンになる。
心のイケメンになれば顔のことなんて本当にどうでもよく思えてきます。
まぁ僕は顔もイケメンですけどね笑。
発達障害でもイケメン寄りに生まれたのは不幸中の幸いかも?
ブサメンだったら自己肯定感がゼロどころか完全にマイナス。引きこもってたかも。
自分でイケメンというのは別に構わないですよね。
— えすと🗺 (@ESTO_geography) July 23, 2018
「ありのまま」を受け入れる森田療法のススメ
身体醜形障害はあくまで自分を醜いと「思い込む」障害であり、世間一般の価値観に照らし合わせても醜い容姿ではなく、むしろ美男美女が多いとも言われています。
それでも親から不細工といわれたり、いじめにあってきて自分の容姿を異常なまでに醜いと考えてしまうのがこの障害の特徴になります。
見た目を悪くいう人がいたとしても悪いのはその人ですし、変えられないもので思い悩むのは無駄だと考えると生きるのは容易いですよね。
そこで森田療法がこの障害の治療には効果があるでしょう。
「ありのまま」を受け入れることに主眼を置くこの治療は、日常生活に支障をきたす認知の歪みを改善していきます。
僕も森田療法を現在実践中です。
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