エスト(@ESTO_geography)です。元気です。
僕は名門と称される大学を卒業していますが、高学歴であることがむしろコンプレックスにはなっています。
学歴はあったほうがいいです。社会的信頼を得ていることは間違い無いですし、なにより自分の中では努力した証となっています。
ですが高学歴の人がみんな幸せな人生を歩めるかというと、それはありえないと思いますね。
東大卒や京大卒、ハーバード卒の人だって悩みは必ずあるはずです。
僕なりに「逆」学歴コンプレックスの悩みと克服法を考えてみました。
目次
学歴が高いとそれはそれでコンプレックスになる
学歴は高いほうがいいですよね?
就職でも学歴フィルターを設けられ、採用されるには高学歴の人が圧倒的に有利になります。
自分より学歴が高い人を妬む学歴コンプレックスの人は世の中たくさんいます。社会に出てからわんさか出会ってきました。
ですが逆に学歴が「高いことが悩み」という人の話はほとんど聞きません。
嫌味に聞こえるからあえて言わないのでしょうが、高学歴には高学歴なりの悩みはあります。
周囲からの期待が大きすぎる

高学歴の人は大学受験のときに難しい勉強をコツコツ努力した実績があります。
ただお勉強は暗記して答えが一つある問題を解く作業であり、誰でも努力すれば偏差値の大学に合格できるポテンシャルがあります。怠ける人が多いから高学歴の価値が上がると僕は考えています。
要領が悪くても受験勉強は根気があればだいたいはパスできます。
ただ答えがあらかじめ決まった問題を解く能力はあっても、社会に出ると答えの無い問題が山積みです。特に対人関係とか、お勉強ができるだけじゃ上手くいかないのは誰だって想像できるでしょう。
仕事では応用力や要領の良さが求められますが、高学歴というだけであらゆる能力が高いと期待されています。
僕は会社の中で最も偏差値が高い大学を卒業してるからといって、宴会の幹事や社員旅行の幹事を任されましたがグダグダでした。調整役は全く適性がありません。
勉強しかできない人は期待値が高い分、期待を外すとがっかりの度合いが大きくなります。減点法で評価されるのです。
関連記事: 「勉強しかできない」人の5つの特徴!!そんな人はどうすればいい?
欠点を粗探しされマウンティングされる
学歴にコンプレックスがある人が上司や先輩になったらさぁ大変。
コミュニケーション能力が低いとか心が冷たいとか、高学歴は勉強しかできないなどと決めつけて攻撃してきます。
コンプレックスを持っている人にとっては、自分が劣等感を抱く対象はなにかと叩きます。出る杭は打つのですね。
マウンティングする人ってアホですよねぇ。戦うのは本当に無駄。アホと戦うのは同じレベルのアホです。笑
自分の長所を妬んで来る人間は、温かい目で見守るしかないでしょう。
学歴ばかりに目がいって人間性を評価されない
IT業界にいた頃、常駐する会社に面談に行く機会がたくさんありました。
その際に職務経歴書を担当の営業に読まれ、出身大学名を見て「エリートですね」と評されたことは数知れず。しかしあまり褒められてる気がしないです。
エリートや天才と言われるのうんざりなんですよね。
学歴のような経歴ではなく、努力家や優しいなどと、人間性を評価されたいと思っています。
それにエリートや天才と言われると、まるで生まれつき才能があるみたいな言われ方に聞こえて嫌なんです。
僕は高校3年のときの偏差値は30台でした。ビリギャルのさやかちゃん並みに(もしくはそれよりも)成績は悪かったです。
頭が悪いという自覚があり、人の倍は努力したという自負はあります。「努力できる才能」だったら僕はあるのかもしれません。
ただエリートと言われると積み重ねてきた努力を否定されてるようでとても不愉快です。
僕の出身大学を知ってエリートというものなら、
「高3のときの偏差値36だったんですよね〜」と説明して黙らせる。
最初から優等生だった人には見えてない世界が僕には見えている。
知らんけど。— えすと🗺 (@ESTO_geography) April 12, 2019
偏差値は叩き上げることはできても、
優等生で育ってきた人たちとはやっぱり話が合わないですね💦
お勉強以外の経験値の差を感じます。
生徒会長とかやってたんだろうなぁ。— えすと🗺 (@ESTO_geography) April 12, 2019
僕はエリートではありません。
逆学歴コンプレックスを克服するには?
学歴が高いことがコンプレックスになってる場合、克服するためにはどうすればいいのでしょうか?
僕なりに術を考えてみました。役に立つかどうかはわかりませんが。。。
ニッチな資格を取る

出身大学名を根拠に「頭がいい」と言われるのに嫌気がさしたので、その根拠を別のことにフォーカスさせてもらう試みをしました。
高学歴であれば勉強は得意であるはずなので、資格を取ってその資格に自分のアイデンティティを見出す手段です。
それも宅建やTOEICのようなコモディティ化してるものではなく、ビジネスではほとんど求められない趣味の領域の資格ですね。
僕は世界遺産検定に関心があり1級を取得したので、学歴ではなくこの検定に知的さの根拠を向けてもらうようにセルフプロディースしています。
世界遺産もまだ高尚なイメージがあるので(笑)、ねこ検定に合格して「猫の男」と呼ばれるのが更なる目標。
もう学歴なんかで超越した世界に突入するわ〜。
あえてアホなことをいう

エリートと言われて距離を置かれるのが嫌なので、気さくで話しやすい雰囲気を持って人と接していくよう心がけています。
完璧超人ではないですし、抜けてるところがある。そんなギャップが魅力に映るかもしれません。
僕はもともと優等生からは程遠い人生を歩んでいたので、頭がよくないのが自然体なのです。
学歴はあることは認められた上で、自然体で振舞う。
「ちん◯ん」みたいな下ネタワードをSNSで呟くこともありますしね。周りの人の反応はともかくとして。。。
まとめ:他人がなんて言おうと自分の学歴に誇りを持とう

逆学歴コンプレックスの本質は、周囲の人の評価や世間体に振り回されるところにあると思います。
周りが何て言おうと気にしなければいいんです。
自分の人生なんだからどう生きようが自分が決めることですしね。
逆学歴コンプレックスになるということは人の目を気にしている、または嫌われることが怖いのではないでしょうか?
それでは永遠に幸せにはなれないでしょう。
もっと図々しくなりましょう。勉強ができることには誇りを持ちながら、自分のできる範囲で好きなことをやればいい。
学歴が高いことがコンプレックスであるというのは嫌味には思いません。本人なりの苦悩があるのは間違いないです。
僕はブログであえてこの言いづらい問題に切り込んでみました。
逆学歴コンプレックスの悩みももっと知られて欲しいと切に願っています。
関連記事: 学歴にコンプレックス?あなたの価値は学歴だけなの?