コンプレックスをバネに努力するのは危険である5つの理由

苦しいだけ
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コンプレックスはたくさんありますが元気に生きているエスト(@ESTO_geography)です。

僕は過去のある一時期、僕本来のスペックを超えた半端ない努力をしました。

そして一定の成果を出せました。おかしくなるくらい頑張りました。

努力をできた理由はコンプレックスがあったからです。

しかしコンプレックスからの努力は僕が鬱になった最大の要因であったと分析しています。

劣等感からの努力は逞しく思えるけど・・・・・

社会的な成功者はコンプレックスがあったから努力できたとよく語りますよね。

幻冬舎社長の見城徹さんは容姿にコンプレックスがあって圧倒的努力をしたと語り、故松下幸之助さんは平凡で体が弱かったから努力できたと言われています。

現状が満足できてなく「なりたい理想像」があるから努力するのですが、コンプレックスを埋め合わせするために努力するのは心理学では昇華と呼ばれます。

自分を磨く努力はもちろん推奨されることですが、コンプレックスを補填するためにする努力はむしろ歪んでしまうこともあるんですよね。僕もそうでした(後述します)。

コンプレックスをバネに努力すると危険な理由を5つ紹介します。

1. 延々とマウントを取るように

劣等感をバネに努力すると確かに成長はできます。

ただますます歪んでいきます。成果をマウントするように。

自己肯定感が根本から低いので、自分が優位に立てることは自慢したがります。

そうじゃないと満足できなくなるんです。

自分が満足していれば謙虚な姿勢になれるのに、得意げになって見下す人は見苦しいですよ。

2. 周囲からの期待がプレッシャーに

劣等感があって努力する対象は自分があまり好きじゃないことです。ちょっと得意で自分が価値を見出せる分野です。

コンプレックスが原動力となったときの成長は凄まじいものがあり、一定の成果は出せますよね。

しかし成果は元来自分の好きなことではないため、能力や知識を他人から期待されるのはつらい部分があります。

僕は勉強が嫌いでしたが、あるコンプレックスがあって大学受験期は死ぬほど勉強しました。偏差値は上がりました。

とはいってもやはり勉強は嫌いで入学してからは惰性で講義をさぼりました。なんとか留年は避けられましたが。

家族からは難しい勉強しなければ就けない仕事の就業を勧められ、ついにメンタルが壊れたのです。

同じ大学の人は幼少の頃から優等生で地頭が完成している人が多かったのですが、コンプレックスの昇華のため猛勉強して入学した頭で彼らと同じ枠の人生は既に無理があったと思いました。

関連記事: 高学歴なのがかえって辛い逆学歴コンプレックスとその克服法。

3. 嫉妬の感情が増幅する

誰か優れている、幸せそうな他者に嫉妬して劣等感を抱くのですが、コンプレックスの昇華で努力すると嫉妬の感情はなくなるかといわれるとおそらくないでしょう。

エスト
俺こんなに努力してるのに、なんであいつばっかり得するんだよ。あいつ努力してないくせに。

叩き上げの人ってだいたい他人に厳しいですよね。

自分がした努力をしてないで、呑気に生きている人がイライラするのです。僕も気持ちわかります。

努力したってキラキラ輝いている憧れの人に近づけるとは限りません。

話題の人にクソリプ飛ばす悲しい人になってしまいます。

4. 完璧主義になって病む

現状が不満で努力したということは完璧主義な性格なんでしょうね。

プライドが非常に高く、100点満点じゃなければ気がすみません。90点でも恥だと考えてしまいます。

90、80点でも自分を認めることができれば生きるのは楽ですよね。

芸人のヒロシさんは自虐ネタで人気者になりましたが、芸人としてひな壇でしゃべることに苦手意識を持っていたらしいです。

ネタだけでは一発屋で終わってしまい、引き続き芸人としてテレビに出るにはトーク力も試されるのですがヒロシさんは人見知りでできなかったとか。芸人として完璧は無理と悟ったようです。

「若い頃の苦労は買ってでもしろ」という言葉にもヒロシさんは否定的で、無駄な苦労はしないほうがいいと自分の体験を踏まえて述べられてあります。

5. コンプレックスそのものは消えない

コンプレックスがあるから努力したとしても、コンプレックスそのものは消えません

また別の方法でコンプレックスの昇華に走ることにもなるでしょう。

冤罪で獄中にぶち込まれる苦しみと比べれば、自分の抱えている劣等感なんてミジンコみたいなもの。

「夜と霧」では強制収容所の劣悪な環境で過ごしていた人が釈放されたのち、苦労した割には見返りがないと不満を訴えたというお話が書かれています。

つらいことを経験しても、だからこそ報われるとは期待しないほうが好ましいです。

コンプレックスは受け入れることが必要でしょう。だって悪いことはしてないのですから。

僕もコンプレックスで努力したけど鬱になった

悔しいです!!ではありません(ザブングルw)。

僕がコンプレックスで努力したのはそう、大学受験です。

  1. 容姿が悪い
  2. 身長が低い
  3. 頭が悪い
  4. 運動神経が悪い
  5. 社交性がない

高校生の頃の僕はこの五重苦でした。長所はほとんどないダメ人間。

ただ自己肯定感自体は高かったのでさほど気にしてはいなかったのですが、高校2年のころ急にこのままではヤバいと不安がよぎりました。

何か一つでも取り柄がなければ僕は生きる価値のない人間だ。死ぬしかない、と。

特に①は顔を貶されていじめられたという3歳ころの記憶から人見知りになったトラウマがあり、容姿は選べないゆえに理不尽で残酷だし非常に深いコンプレックスとなっていました。

そして努力が最も公平に結果に出るのは③であると考え、難関有名大学に入らないと僕の人生は無駄と思い、浪人してまで猛勉強をしました。偏差値36から60台の大学に受かったのです。

しかし大学入学後待っていたのは、同じ学歴となるのにイケメンや美女で容姿に優れている人や体育会で文武両道な人との触れ合い。

勉強以外にも取り柄がある人なんて非常にずるいと思います。嫉妬しちゃいましたね。僕の悪いところ。

身の丈にあった生き方が一番ですし、努力するにも好きなことを伸ばすのが健康的です。

コンプレックスを伸ばして努力しても僕の場合は予後が悪かったです。鬱になった最大の要因・・・・。

ありのままの自分を受け入れて、しょぼい生き方で満足できればいいんじゃないですかね。

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