今更という感がありますが(笑)、昨年12月にタイのアユタヤに行ってきました。
バンコクから車で1時間ほどの距離にあるアユタヤは14世紀から18世紀に栄えたアユタヤ王朝の遺跡が多数残っており、ユネスコ世界遺産にも登録されている観光地です。
日本人観光客も数多く訪れるタイ観光では外せないスポットですが、そんなアユタヤの魅力を紹介します。
目次
アユタヤの歴史を今に伝える遺跡群
アユタヤ王朝は14世紀に建国され、現在のタイ王国の首都バンコクの北50kmの場所に王都が築かれました。
中国やインド、ヨーロッパそして日本とも貿易が行われていて、国際交流が盛んな都でした。
貿易で得た富と他国との文化交流から、華やかな文化がアユタヤでは花開き、のちに世界遺産に登録される多数の建造物が造られました。
アユタヤで最も大きな涅槃仏ワット・ロカヤスタ

野原に横たわる巨大な涅槃仏「ワット・ロカヤスタ」はアユタヤで最も大きな涅槃仏です。
全長58mのその姿は荘厳であり、仏教国タイを強く思わせる存在感があります。
神聖な場所なのでここで騒がないようにという注意書きもありました。
マナーの良い日本人なら大丈夫でしょうが、涅槃仏に落書きなどの不敬なことはやらないでくださいね(笑)
迫力満点のワット・プラシーサンペット


アユタヤ王宮内で最も荘厳な寺院といっても過言でないのがこの「ワット・プラシーサンペット」です。
1448年に建立されたこの寺院では宮中儀式を執り行われていました。
ビルマの侵攻で寺院は破壊され、現在は荒れ果てた遺跡となっています。
写真ではそれほど伝わらないのですが、仏塔の大きさは目を見張るものです。
木の根で覆われた仏頭が印象的なワット・マハータット

こちらも現在は廃墟となっていますが、アユタヤ観光を象徴する木の根に囲まれた仏頭があります。
ワット・マハータットは14世紀に建立されたと考えられ、大きな仏塔の周りに小さな仏塔や仏像が並んで立ってます。
軽くホラーな雰囲気がありますが(笑)、ビルマとの戦争で首を切り落とされた仏頭を木が囲んで成長した結果こうなったといわれています。自然の力ってすごいですね。

遺跡内には首を切り落とされた仏像がたくさんありました。
荘厳な仏教寺院ワット・ヤイチャイモンコン


1357年にアユタヤを建都した初代ウートン王が修行僧の瞑想のために建立したのがこのワット・ヤイチャイモンコンです。
アユタヤでもひときわ目立つ高さ72mの仏塔が特徴的な寺院です。
アユタヤの寺院はビルマ軍によってほとんどが破壊されましたが、このワット・ヤイチャイモンコンはその被害を免れ、建造されたときのままの姿を保っています。
象に乗って王朝時代を体験する


アユタヤ観光ツアーで必ずといっていいほど含まれているのが象に乗る体験です。
象が歩くたびに椅子がガクンガクンと揺れますw
ピンクの象は塗料が全身に塗られているのでちょっと可哀想かも。。

象に乗りながら遺跡を眺めることができます。
これで気分は王様かも?
リス好き必見!!

アユタヤの遺跡にはたくさんのリスがいます。
バンコクにもリスを見かけましたが、アユタヤではそこかしこにリスが駆け巡っています。
リス好きにはたまらないスポットですね。